INFファイルを解釈してインストールを行なうAPIがsetupapi.dllに用意されています
INFファイルをダブルクリックした場合は以下のようにしてこのAPIが使用されます
rundll32.exeによってsetupapi.dll内のInstallHinfSectionエントリポイントをアプリケーションとして呼び出します
rundll32.exe setupapi,InstallHinfSection DefaultInstall 132 <INFファイル>
InstallHinfSection関数はrundll32.exeが使用できる形式に従っており以下のシグネチャを持ちます
VOID CALLBACK InstallHinfSection ( HWND hwnd, HINSTANCE ModuleHandle, PCTSTR CmdLineBuffer, INT nCmdShow );
rundll32によって"DefaultInstall 132 <INFファイル>"が上のCmdLineBufferとして渡されます。
INFに記述されたセクションのうちStrings等、共通のセクションは自動的に解釈され、作業環境となります。
そしてメインの作業要求はCmdLineBufferにあるDefaultInstallの位置の引数によって指定され、同名のセクションに記述された作業が実行されます